web制作の隙間問題

ウェブ制作で気づいたこととかを殴り書き。中の人は、デザイン、コーディング、ちょっとプログラミング、企画・設計・運用・SEO屋さん。

WordPressプラグイン、Visual Editor Custom Buttons がカスタマー向けカスタマイズに最適な件

ja.wordpress.org

TinyMCEはイケてない

そもそもWordPress御用達のエディタ、TinyMCEはイケてない。

イケてない理由をあげれば、

  • Bボタンがstrongなところ(SEO的にstorngタグは連発すべきでない)
  • Iボタンなんて誰が使うん?(まぁこれは日本語圏固有の問題でしょうが)
  • カスタマイズしようにもセレクトボックス(H2とか赤字とかよく使うやつを設定してもね、いちいちセレクトボックスから選ぶのは手間なのよ!)
  • そしてオリジナルボタンを作るのはめんどくさい

というのがありまして。

web屋ならともかく、「自分たちで運用したいんですっ」という熱意あるお客さんにめんどくさい思いをさせたくない&おかしなことをさせたくないわけです。

そんな想いを抱いた方は、十中八九、TinyMCE Advanced で善処するでしょう。
もしくはfunctions.phpにTinyMCEの設定の呪文をゴニョゴニョかくとか。

だけどね、やっぱりselect問題は解決できないわけです。

TinyMCEにオリジナルボタンを追加!

そこでこのプラグイン、Visual Editor Custom Buttons ですよ。
例えばコンテンツマーケティング的に良質なコンテンツを作られるお客様、マーカーで強調したり赤字で強調したりしたいですよね。
読者もそこだけ追えばいいわけだから尚更良い。

それをこのプラグインが叶えてくれる形。

例えばこう。

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ね、わかりやすいでしょ。

もちろんテーマの style.css やらなんやらで .font-red のcssを調整せねばですが。ちょろいっすね。

ボタンのアイコンはデフォでいくつか用意されてるけど、思い通りのがない場合は作るべし。もちろん Iconfinder とかで見つけて来たアイコンでも良いんじゃないかなぁ(いいのがあれば)。

これでお客様は赤文字にしたいところをガーッとドラッグして、赤文字ボタンを押せばいいだけなのです。楽ゥ!

マイナーっぽいプラグインなんでオススメしときます。
TinyMCE Advanced とセットでどうぞ〜